1.はじめに 使い道のない蜜柑がある。仏手柑。高知に四万十ぶしゅかんの固有種があるがこっちはきちんとしたみかん。食べれないわけではないが仏の手に似ているから縁起物らしく価格は半端なく高価(下記リンク)。鏡もちの上に乗せるととても縁起が良いそう…
1.はじめに 以前夏に向けて瓢箪を育てていることを記載した。毎日、家にいることができないため、自動散水で水をやっているが、その半径から漏れてしまう植物などはいくらか枯れてしまったが、その中でも強烈な西日にも耐えながら瓢箪はすくすく成長している…
1.はじめに 我が家の家紋は丸に桔梗である。桔梗は日本に自生しているが、今はほとんどが園芸種で、野生は絶滅危惧種なのだとか。桔梗というと、まずは、一休さんの桔梗屋さん、桔梗屋信玄餅、そして明智光秀の家紋、そして坂本龍馬の家紋ともいわれている。…
1.はじめに 夏が近くなり、冬眠打破などが必要なアーモンドやモミジは全く発芽しなくなってしまった。他方、比較的温帯な地方の柑橘系の種は発芽しやすいし、南方系の種子が発芽しやすくなっている。一般的に日本で育てることが難しい品種やホームセンターな…
1.はじめに どの花も美しいが、植物の数学的構造をみるとその美しさが一段と強く感じられる。今回は特に好きなひまわりが開花したのでその構造に着目する。 2.実験方法 昨年、薬局で購入したミニヒマワリの2年目である。昨年、猛暑の西側ベランダにまいて小…
1.はじめに 塊根植物の中で、昨年、ロイヤルホームセンターで見切り品(500円程度、半額くらい)で購入したクライミングオニオン(別名:蒼角殿:翡翠の輝き)がある。昨年は暑く11月頃まで元気に成長したがあまりの成長の速さに葉を断裁した。真冬は外で放置…
6月になってブラックベリーとラズベリーが色づいてきたため収穫を試みた。ラズベリーはほぼ完熟。ブラックベリーはまだ赤だがAIによるとFig.1のとおり食べれなくはないらしい。ほぼ同じ外観のラズベリーと比較してみることにした。 Fig.1 赤いブラックベリ…
以前から気になっていたものがあり、それがミラクルフルーツ。季節は6月~11月で、メルカリなどインターネットなどで出回り始めた(フリマでは1粒100円程度が相場)。ミラクルフルーツのその効能は、なんとなく有名で実落輪というものが酸っぱいものを甘くさせ…
1.はじめに ビオトープで最も親しまれている植物というと、ホテイアオイだが近年、その繁殖力が外来種問題になっている。ホテイアオイとても綺麗で、ミズアオイ科だが、日本にはミズアオイという植物があり、絶滅危惧種となっている。ところで、同じ科ならミ…
Fig.11.はじめに 先日、日本在来種蜜柑、黄金柑香橘を紹介した。ジューシーかつ、甘みがあり夏蜜柑の中では一際、上等な味である。食後、この蜜柑から得られた種を植え付け発芽可否を確認した。 https://hak90200.hatenablog.com/entry/2025/05/14/223011 2.…
1.はじめに 愛知県出身の私は小さい頃から父親に休みのたびに色々な場所に連れて行ってもらった。岐阜県の円空の里に連れて行ってもらった記憶がある。当時はさほど思い入れも無かったか、20年後、社内に仏像が好きな同期がおり、その博覧会を上野に見に行っ…
先日、アツミゲシを発見し通報したが、その後の保健所の対応は遅く、本日まで対応なくそのまま種化してしまったようである。兵庫県だからそうなのか県民の声は届かないのが当たり前のように感じる。もうケシのシーズンは終わり種化し枯れてしまったから、今…
日本在来種(30~40種類)の、柑橘・香酸柑橘を見直している。みかんの産地、和歌山の固有種といえば、個性の塊、邪払(邪払の発芽 - NEW PLANTS EXPERIMENTS)以外にも、新姫というものがあるらしい。1997年品種登録、平成9年新品種、種苗法ではあと数年、保護…
1.はじめに 今年のグリーンカーテンを目当てに、夏前に葉による西日の遮光を検討中である。ツル植物の中で葉が大きいものでは、ウリ科の植物で特に大型品種でアサガオよりもユウガオが夕方に元気が良いらしい。今回は、今年の3月頃から仕込みを始めた瓢箪に…
1.はじめに Supernova,Genco,Faggiora,Tuonoの4種のイタリア古代種アーモンドを日本で再生しようと試みている。Supernovaはしずく形の種子(大き目)だが、同じしずく形状のFaggioraと比較すると薄く平たい種子としている。最初に発芽したが、その後、何らか…
先日、弓削瓢柑を実食した。弓削瓢柑を辿ると、河内晩柑 - Wikipedia がこの変種であるという。ところが晩柑の味が思い出せない。5の付く日は楽天でポイントアップ。お買い物マラソンで1099円と1%アップ対象であったため、訳ありだろうが、河内晩柑を購入し…
我が家には小さいながらビオトープを作っている。昨年、子供が、オタマジャクシを育ててみたいとのことで1年前に作った(Fig.1)。カエルは子供が手に乗せれるほど小さかった。その後、成長してビオトープから逃げ出してしまった。マンションなので地上からか…
1.はじめに 4月20日に女神転生プロジェクトとして交雑させたアーモンドを取り上げた。一応、違う科の花粉でも結実はするようだ。一ヶ月が経ち、スーパーでは同じ時期に花咲く梅などが並びはじめた。今回は、何でも結実したアーモンドを食べる猛者もいるよう…
1.はじめに このブログでは古代種、固定種、レアな植物にスポットをあてている。そういった花を調べてみると、カレースパイスのブラッククミンシードが養命酒のホームページで見つかった。 「イスラムの古い言い伝えに「死以外の様々な病の治療に役立つ」と…
1.はじめに 昨日、マルベリーはクワ科で、イチゴに代表されるバラ科のベリー類と異なることを紹介した。イチゴの世界も広いが、あまり有名でない方に着目したい。そこから本当に美味しいベリーを見つけたい。 2.実験方法 イエローラズベリー(Fig.1)を400円…
1.はじめに ベリーというと、ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー…とイチゴ、キイチゴの仲間、バラ科の植物が思いつく。このブログでよく扱うアーモンドも、多くの果物がバラの仲間である。また、このブログで発芽を扱った、マルベリーは日本名では桑…
興味と知識のどちらが先行するかというと、どちらかというと興味先行型である。植物に関する実験を進めていると自然と知識が身につく。とりわけ、紫の花が好きというのは危ない。 朝8時。通勤途中、道端の花に目がいく。珍しいケシ発見。これ、満州アヘンス…
1.はじめに 以前、シロバナタンポポの日本固有種のタンポポの開花について取り上げた。ここ、西宮市の道端で見られるほとんどのタンポポはセイヨウタンポポであり、この2か月、一度も二ホンタンポポを見ることはなかった。他方、見つけたとしても乱獲を助長…
昨日、珍しいミカン科を紹介した。みかんカレンダー(Fig.1)なるものがあるが、ここに乗っているのはいずれもメジャーみかん。形かわれど、甘い、皮薄(手でむける)、種なし、とろとろ…こういったものが多い。 Fig.1みかんカレンダー from Lankitsu project. …
日本在来種として橘(ミカン属)や香酸柑橘(レモンのようにそのまま食するというより香り付けに使うもの)は30~40種類程度あるとされる。原種は、大和橘やシークヮーサーに限られるそうだが、それでも依然、品種改良せず、食されるミカン・レモンの仲間がある…
1.はじめに このブログは①新種作りや、②古代種や固有種、マイナー品種への注目、②素人による植物の構造、特性調査を目的としている。薔薇は明らかに品種が豊富で、観葉植物としてはメジャーであり、街中で見る薔薇もほとんど同じ品種はない。例えば、種苗法…
ランキング参加中ファイナルファンタジー(FF) ランキング参加中植物 1.はじめに おもちゃかぼちゃというと、普通になってしまうが、ゴブリンの卵というと興味がそそられる。ゴブリンは、ファイナルファンタジーや、転スラなどにも現れるメジャーモンスター…
1.はじめに 4/8の記事で、火龍果(ドラゴンフルーツ)の発芽について取り扱った。火龍果はヒモサボテンの仲間で白・赤・黄実の種を同日に植え込み、育苗器で成長させた。発芽までにかかった日数は、報告とおり、赤が早く、ついで白・黄の順であった。 火龍果の…
1.はじめに 蘇鉄の仲間で色々な植物があり、ユーフォルビア蘇鉄麒麟(パイナップルコーン)という品種は、比較的安価に購入できる(幼苗であれば~1000円)。次に峨眉山、こちらは少し蘇鉄麒麟より高めだが、それでも(幼苗であれば~1500円)比較的安価。他方、同…
1.はじめに 前回、六尺藤の発芽試験について記載した。藤は発芽率が高く成長も早いが、その後うまく育てることができず、現在Fig.1のような状況。真冬に育苗器による発芽で天候と成長タイミングが少しずれてしまった可能性がある。一方で藤の種は発芽率が高…